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11月13日 介護ユニオン学習と交流のつどいVol.4(報告)

2019/09/14

 

11月13日、若松地域センターにて新宿介護ユニオン学習と交流の集いVol.4を 28名の参加で行いました。

新宿介護ユニオン学習と交流の集い

今回は「介護労働者の待遇改善を考えてみませんか?」というテーマで行いました。

①訪問介護現場からは「昨年から時給制になり、時間当たり200円減った。利用者の死亡や入院で仕事が減り、一カ所の登録では生活できない。サービスが30分単位になり、件数が増えても収入は減っている」。

②サービス提供責任者は「8時15分から18時45分まで、ヘルパー不足で仕事を断る状況。利用者からのクレームも多い。これまで1時間のサービスが45分に減り、時間内でできることが清掃だけに、消費税増税分で介護士に8万円増という話だったが、均等割りで2万円程度に」。

③通所介護・デイサービスからは「週1~2回の利用で月2万円~6万6千円の負担、利用者の息子さんが「回数を減らして」と訴えにくる。食事と排泄、清潔、人権は人間の基本だと介護から学んだ。看護師がいることで加算になるため「2時間だけ来て」と言われることもある」。

④訪問看護・戸山訪問看護ステーションからは「訪問看護は24時間体制で夜間でも携帯を持って対応しなければならない。半年以上1人で対応していた事業所もあるが、人手不足で事業所数も減っている。自分も一か月20日以上対応したことがあるが、きついし稼げないので若い人はいなくなった。新宿区は高齢者率が高く、中でも高齢者の単身者率が1990年に19.6%だったものが2010年に35.1%に増えた。介護の仕事は増えるが人がいないという介護崩壊が心配だ。介護職の待遇改善が必要」。

⑤在宅支援相談室新宿のケアマネジャーは「最近2か月間休みがない。職場のパソコンは20時に落ちる設定になっているが、事務作業などが多く毎晩21~22時になる。報酬単価の問題で毎月赤字、ケアマネの待遇改善も必要だ」。

⑥介護サービス事業所の管理者は「二年前に大手の薬局が買収し管理者となった。ヘルパー時代はやりがいがあったが、現場から離れて介護保険制度への疑問が多い。  10月からの報酬改定を利用者に説明するのも大変、報酬改定でも待遇改善はなく、来年6月からは下がる可能性もある。ヘルパーも高齢化し、利用者より高齢のヘルパーが働いている」。

それぞれ職場の状況や仕事の内容、待遇や問題点などを話していただきました。介護ユニオンとして、今回の交流会での問題提起を受け、引き続き「介護事業所アンケート」の集約を行い、介護職場等における要望等を整理し、新宿区に対して改善・要請等を行っていきます。

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