相談解決事例

社会保険・雇用保険

社会保険の未加入問題


従業員60名の会社でアルバイトの身分で3年間フルタイムで働いていましたが、店長から社会保険に入る必要がないと言われていたので未加入でした。ところが社会保険事務所の査察が入り、加入しなければならなくなりました。そして、過去2年分の社会保険料自己負担分について「一括で払え」と言われました。労働基準監督署に相談しても、未加入であったことについては、会社の落ち度だが、自己負担分の支払いは規定通りなので労基署として指導できないと言われました。

対応としては、会社側に落ち度がある事からも労働組合に入り団体交渉で分割払いを要求していくか、東京都の相談センターに相談していく事を提案しました。。

労働者を一人でも雇っている法人の事業所には、健康保険・厚生年金保険への加入が義務付られています(適用事業所)。適用事業所で働き条件を満たす労働者は、本人が希望するか否かにかかわらず、全て被保険者になります。パートタイム(短時間)労働者であっても、1週間の所定労働時間及び1か月の所定労働日数が、その事業所の一般労働者の4分の3以上ある場合は、被保険者となります。

また、短時間労働者への社会保険の適用条件が拡大されました。①所定労働時間が週20時間以上、②月額賃金8.8万円以上、③雇用期間が1年以上見込まれる場合、④学生でないこと、⑤従業員数501人以上の会社。または、従業員が500名以下の事業所でも、社会保険加入について労使で合意がなされていること