相談解決事例

社会保険・雇用保険

雇用保険(失業保険)に加入していなかったが、保険を請求できるか


会社が雇用保険に加入していなかった(会社が保険料を控除していない)場合、退職後雇用保険給付(失業保険)を申請できるか?

雇用保険は、労働者を一人でも雇用する全事業所(会社)に適用されます。適用事業所で働く労働者は、本人が加入を希望するか否かにかかわらず、加入条件を満たしていれば全員被保険者になります。雇用保険料は賃金総額に保険料(千分の9)をかけたものです。なお、雇用保険の適用基準は、①31日以上引き続き雇用することが見込まれること、②1週間の所定労働時間が20時間以上であること、となっています。

雇用保険の受給資格としては、①離職(退職)以前の2年間に、11日以上働いた月が12か月以上あること、②特定受給資格者(倒産、解雇等)の場合は、離職前1年間に11日以上働いた月が6か月以上あること、が必要です。

※退職時に雇用保険が未加入であったことが分かったときは、さかのぼって雇用保険に加入するという方法もあります。この場合は法律では原則2年間に限ってさかのぼりができる。また、保険料は「本人負担分は、千分の3」となっています。

また、会社が手続きをしてくれなかった場合は、会社の住所地を所管する「ハローワーク」で「被保険者資格取得の確認請求」をしてください。雇用保険の加入手続きはあくまでも会社側で行うこととなります。

失業給付がもらえない期間は、最初にハローワークに離職票の提出と求職の申し込みを行った日(受給資格決定日)から失業状態の日が通算して7日間は失業給付は支給されません。なお、自己都合で退職した人等はさらに3か月間は失業給付は支給されません。