相談解決事例

不当配転

区内介護施設に勤めていました。突然の通勤できない別施設への配転を強要され、組合の交渉で配転を撤回させました。


新宿区内の介護施設で正職員として働いている管理栄養士の男性(30代)と事務職の女性(30代)が、配転の強要から組合に加入しました。

新しく開設したこの介護施設は、全職員のうちの大多数がまだ学卒新人を採用して、業務に就いてもらうという無計画な運営をしていました。そのため社会人としての経験を一定積み重ねている両人は、社会人としてマナーなどを教えるため、時には厳しく注意指導していました。一方で学卒新人職員の職場定着率は低く、経営側も

アタマを悩ませていました。

ある時、全職員緊急アンケートを行い、なぜ職場に定着をしないのか、実態調査を行いました。上記のような注意指導を行っていた両人への不満・腹いせといった記入があり、これについて実態解明や両人への聞き取り、弁明を行わず、始発でも間に合わない別施設への配転を、経営側は、通告しました。

そのため、配転撤回の団体交渉を組合は申し入れました。

配転の撤回での争いは、長期間を有するケースが多いものの、組合も丹念に事実を調べ上げ、そして経営側代理人弁護士も真摯に組合の主張点を受けとめてくれたため、一回の交渉で、両人の配転撤回を勝ち取ることができました。